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TVアニメ「この音とまれ!」スペシャルイベントレポート

2019年8月10日(土)に神奈川県民ホールにて開催されたスペシャルイベントの模様をレポート!

10月から放送開始の第2クールの続報も気になる中、イベントは澪役の蒼井翔太さんによるOPテーマ『Tone』のライブから開幕。時瀬高校箏曲部の”応援”という意味でも本イベントに参加したという蒼井さんは、ポップな衣裳で爽やかに歌いあげ、会場は早くも大熱狂!

  

客席が盛り上がる中、キャスト陣が登壇!愛役の内田雄馬さんと武蔵役の榎木淳弥さんは何やらじゃれ合いながら登場。楽し気な2人に続き、さとわ役の種﨑敦美さん、実康役の石谷春貴さん、通孝役の古川 慎さん、光太役の井口祐一さん、妃呂役の松本沙羅さん、そして先ほど生歌を披露した澪役の蒼井翔太さんがステージに並びました。
冒頭、今回MCを務める石谷さんが台本をうまく開けずキャスト陣に突っ込まれる場面もあり、すでに「箏曲部」らしい和気あいあいとした雰囲気に。

  

  

トークコーナー「あいつとあいつ」

イベントのお楽しみ・バラエティーコーナーがスタート!!
物語の中の2人組について語るコーナー「あいつとあいつ」!

まずはじめのペアは、「愛とその祖父・源」。
愛が箏曲部へ入部するきっかけになった2人の関係。愛を真剣に叱ってくれる祖父の存在に一同が感心の声をそろえる中、内田さんは、源が愛におにぎりを作るエピソードで自身の中学時代を思い出したそうで…。祖母が作ってくれたおかかおにぎりを食べながら、毎日登校していたという心温まる優しいエピソードが語られました。
つづいてのペアは「愛と武蔵」。2人は「友達」というより「戦友」だと語る榎木さん。内田さんは、飛び蹴りで初登場したいかにも不良な愛に立ち向かえる武蔵の勇気をたたえつつ、「同じ熱量で戦いあえる、一緒に目標に向かえる人」と2人を表現。内田さんと榎木さんも、イベント中どちらがステージの真ん中を陣取るのかバトルをしたりなど、お互い切磋琢磨し合う(?)愛と武蔵のような仲の良さを発揮していました。

様々なペアが語られる中、最後は「愛と澪」の2人に。蒼井さんは、澪が愛の背後をじっと陣取る、2人の出会いのシーンがお気に入りだそう。第2クールのアフレコ現場ではそんな澪にならい「最後まで雄馬の隣にいます!」と宣言。自分たちの定位置である内田さんの隣を狙う思わぬライバルの出現に、種﨑さんと榎木さんが抗議する一幕も…!

「この音とまれ!」クイズ大会!

続いてはチームでクイズに挑戦!
内田さんと榎木さんのAチーム、種﨑さんと松本さんのBチーム、古川さんと井口さんと蒼井さんのCチームの全部で3チームに分かれて競うコーナーが開幕。
正解したチームに加点される形式ですが、MCの石谷さんの温情でもポイントが追加されるという、なんとも緩いルールに。(笑)
初めは箏の基礎知識を中心に出題。先日箏の体験をしてばっちり予習をしていたBチームが真面目にポイントを重ねる中、「箏が日本に伝承されたのは何年前?」というクイズに「1192つくろう鎌倉幕府」と突拍子もない解答をするなど、ポイントより面白さを優先させるAチーム。そんな中、キャスト陣の中で1番原作を読みこんでいるという井口さん擁するCチームも、順調にポイントを重ねていきます。

  

そして、作中のセリフを当て早押しボタンで答える形式のクイズがスタート。
「合宿中、自分の実力不足を感じて弱音を吐いた光太に、愛が言ったセリフは?」という問題では、いつの間にかキャスト陣が書いたセリフを内田さんが読むという回答形式に…。キャスト陣の解答がもはや正解不正解ではなく「内田さんに言ってもらいたいセリフ大喜利」となる中、全てのセリフを熱演する内田さん。最後には、内田さん自らがボタンを押し、自身が歌うEDテーマ「Speechless」の冒頭を熱唱するという、正解者はナシのまま終わりながらも綺麗な(?)締めくくりとなりました。

  

クイズ大会の最終結果は、Cチームの勝利。次点でBチーム、最下位はAチームという結果に。「あんなに頑張ったのに!」と嘆く内田さんに、会場は笑いに包まれました。

クイズの後は、”部長のお仕事”として榎木さんが元気いっぱいにアニメの最新情報を告知しました。

そしてイベントも終盤、内田さんによるEDテーマ「Speechless」のライブがスタート。水色のペンライトが照らす会場を、内田さんの透き通る声が駆け抜けます。

  

箏の生演奏

そしていよいよ、イベントのラストを飾る、プロの奏者による箏の生演奏!
プロジェクターにはアニメのダイジェスト映像が流れ、時瀬高校箏曲部の出会い、ライバルとの邂逅、挫折、葛藤――と場面が次々に転換していきます。
物語は、ついに関東邦楽祭のステージへ。時瀬高校箏曲部にとって初めての「本気で音楽を聴きに来た」人に向けての演奏…まさに、このイベントのステージそのものです。時瀬高校箏曲部の出番を示す会場アナウンスの声を合図に、『久遠』の生演奏が始まります。
まるで関東邦楽祭を追体験するような、息をつく間も忘れるほどの迫力。演奏が終わると、会場は割れんばかりの喝采に包まれました。

『龍星群』の作曲者でありアミュー先生の実の姉である橋本みぎわさんやキャスト陣たちが第2クール目への意気込みを語り、最後は箏奏者を含む全員の掛け声で締めくくられたステージ。

イベント終了後には、初公開の第2クールティザーPVが流れ、アニメへの期待をさらに高めました。

和気藹々なキャスト陣と、心奮える本物の音楽で紡ぐ、TVアニメ『この音とまれ!』。第2クールは、10月5日(土)放送開始!全国へ向かう時瀬高校箏曲部の活躍をお楽しみに!